クリニック概要治療方針漢方薬について診療時間・地図Q&A患者さんの声リンク集
 
 ・ステロイド使用の可能性について

 ・人体実験

 ・お話ございません


 処方量による裏づけ

 ・得意技

 ・最後の責任


 ・厳しさの理由

 ・陳クリニック的 メールの使い方 

 ・治療効果

 ・ボタンの掛け違い
 
ステロイド使用の可能性
私としては、もちろんノンステロイドで対応したい。

それは、私の元を訪れる方は、そう考えているでしょう。
ただ、漢方薬にも限界があるのです。限界を超えてノンステロイドで行く事は、非常に悪い結果を招く可能性があります。

ステロイドのリバウンド、単純性アトピー性皮膚炎の悪化、皮膚感染症による悪化など、いずれの場合でも、専門的に診て、状況を判断して、その状況に合った治療をしていかないと悪化の一途をたどり、漢方薬が効かない、合っていない、治療が不適切などの不信感につながります。

すべての私の元を訪れる方が、うまく行く事は、神様ではありませんので理解していただけるところだとは思いますが、皆さんが、安心して治療できるように、また、卒業できるようにいろんな示唆をしていきながら、治療していきます。

また、ステロイドの治療に関して、皮膚科の専門医でないと微調整がうまく行かない事がありますので、この場合、私の方で、紹介させていただいて、きちんと対応したいです。

もちろん漢方のみで行きたい、ただ限界を超えれば、ステロイド治療も卒業の道のりの中では、必要な方がおられるのも知っていただきたいのです。
人体実験
来院されたことのある方は、ひょっとしたら気づいている方がおられるかもしれません。

私の診察机の上には、ステンレス製の魔法瓶があり、冷やした漢方薬を置いてあります。診療中にチョビチョビ飲んで診察終了までには、ゴールできるようにがんばっています。

世界中の誰もが飲んだことのない、私が開発した漢方薬を自らが長期服用によって副作用が出ないかを私自身が人体実験しているのです。開発するだけしといて飲んだこともない漢方薬を処方することは、私にはありません。どんなものかを確かめて貴方にお飲みいただきます。

漢方薬が安全といえども100パーセントと言われるとそうではないと考えます。自らが飲んで安全性を確認することは大切であると考えています。私の処方する漢方薬、多くのオリジナル処方があり、それは、私自身が考案し試飲して、安全性を確かめて安全と確認してから処方しています。

現在、試飲しているのは、”ゲー”が出そうなぐらいまずいものです。漢方薬おいしいわけがありません。治療薬なのです。よく患者さんで、味がまずいと言われる方に、秘伝のこの机に置いてある漢方薬を少しテイストしていただいて、私が、味を無視してガボガボと飲むところをお見せします。

漢方治療には、本人のやる気がないと難しいと考えます。他のクリニックでは、お医者さん”お大事に”と言うと思いますが、私は”がんばってください”と言います。根本的に私と共にがんばる方を応援します。

2005.09.22
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お話ございません
必要なときに、必要な話をする。これは、大切であると考えます。

時々勘違いされるのですが、患者さんとの話をする時間、すなわち、これが治療成績に反映すると思われる方がいるのですが、それは私のクリニックでは、当てはまらないと考えます。

クリニックで、座って診察することは、ごくまれです。私は、いつも患者さんと立話です。

多くの方が、私の治療を求めて来院されるので、限られた時間内で、多くの方を平等に診察する中で、自然にできた私の診療スタイルなのです。世界でも、診察を立ちながらするのは、私だけでしょう。

患者さんには不便を掛けて申し訳なく思います。ただ、私のところに来られるあたり、治るのか、治らないのかを問われるクリニックで、もし、治らない、立ち話で診察、話も短いでは、患者さんは来院されないのではないでしょうか。

診察の状況は上記の様でも、治って行けばお話なくなります。初診の時、何を話そうかと、山ほど病歴を持ってこられる方いますが、私は、与えられた今の状況、条件の中でのスタート、つまり新たな始まりであり、完全白紙状態です。 うまくいかなかった事を伺っても同じです。

私と共に、世界で私だけが行う治療をがんばりましょう。うまくいけば、話がなくなります。私のクリニックで、待ってみたことある方は判ると思いますが、診察に入れば、多くの私の患者さんは、すぐに出てきます。通常では、考えられないマッハの診察です。

良くなっているからこそ、マッハの診察でも患者さんが納得の上で来院されるのです。私の患者さんは、ドクターショッピングのつわものばかりです。その方が、納得できるマッハの診療とは、症状が改善してくるから、患者さん自身が話すことがなくなり、自然に話などなくなるという私のクリニックの自然の流れなのです。

今日も多くの患者さんと会いましたが、”お話ございません”と言うと患者さんが笑っておられました。貴方の笑顔が見たいから誠心誠意心こめて診察いたします。

2005.09.17
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処方量による裏づけ
手前味噌で、少し言うのが気が引けるのですが、私のクリニックに来院しようと考えている方の参考になればと思い書くことにしました。ひとつの事実として参考にしていただければと思います。
治るのか、治らないのか?を問われるクリニックです。
私の元を訪れる方は、もう既にいくつかの病院、クリニックを訪れていて、最後に何とかならぬものかと思いこられている方が多いと思います。

つまり来られる患者さんはひと筋縄では行かぬ方が可能性の追求に来られるわけです。もちろん治療は困難を極めると容易に予測されると考えます。

もう既に何件もの病院、クリニックを回っておられるのでそれなりに皆さんは、医師、治療成績に関する自分の指標はお持ちの方ばかりです。この方たちは、医師、治療成績に関しては厳しい指標をお持ちだろうし、来院する中、満足が得られていなければ来院することはないでしょう。

インタビュー見られたことのある方、あるいは来院されたことのある患者さんなら私のクリニックがいかに小さいか分かっていただけると思います。何の施設も持ちません。

患者さん、私、そして数名のクリニックのスタッフだけです。微小なクリニックなんですが、生薬、漢方処方量は、全国のクリニックの中で1位です。また病院を含めても3位です。

大きな病院にも東洋医学科があると思いますが、処方量だけで判断するなら私のクリニックのほうが多く処方しています。処方量、すなわち治療成績と言うふうにはならないと考えますが、目の肥えた患者さんが来院する中、これだけの処方量がある私のクリニック何か貴方に起こすのではないでしょうか?貴方のために私の持てる全力を尽くします。

2005.09.17
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得意技
けっこう格闘技好きなので良く観ます。
K-1,PRIDE,Boxingどれも好きですね。それぞれの選手はそれぞれの得意技を持っています。私にも得意技はあります。それは、赤ちゃんのアトピーです。生まれてからの年月が浅ければ浅いほど良く効き、完璧にまで、短期間で効果が見えてきます。それが、いくら重症でも目に見えて著明に効くので、お母さんに喜んでもらえていると考えます。

私の実弟の子供もアトピーの子供として生まれましたが、今はゼロです。弟の子供が生まれ、母親からアトピーみたいだから診てほしいと以来を受けて新生児室の窓越しに診て見ました。一人だけピンク色で、アトピー色でした。

それから漢方を始めると3ヶ月後には肌の色は正常になりました。ただし、肘内側、膝裏、顎には、アトピーの湿疹が出ていました。飲み重ねると徐々に薄くなり現在では(1歳6ヶ月)ゼロです。漢方薬は現在服用していません。

私のクリニック、多くの赤ちゃんが訪れていますが、特に1歳以下で治療を開始すると非常に治療成績が高いです。治療成績が良いのには、母親の手厚い看護で、ストレスが無いのも良いのかもしれません。ここは、私の外さない、得意技でしょうか?!

2005.09.17
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最後の責任
アトピーは、難治性のアレルギー疾患です。100パーセント治す医師は、現存しないでしょう。

このサイトをご覧の方は、その難しさを理解できていると考えます。真面目に来院されているすべての患者さんを安全なところへ運ばねばならないのは、私に課せられた永遠の使命であり、またすべての患者さんを全員をすべて安全なところへ運ぶのは、不可能にに近いと言う相反する両局面を持っているのも事実です。

すべての方を救いたい、でも私の力足らずで救えない。

ではどうしたら良いのか?開業して7年を超えました。多くのアトピーの患者さんを診療していく中で、それぞれの人生をたくさん診てまいりました。

うまく行かないのなら、うまく行く処方を新しく作るべく、海外へ出て図書館で缶詰になって勉強します。私のクリニックでは結果を問われます。治るのか、治らないのか。
真剣に取り組みます。それでも結果が出ないとき、申し訳ない気持ちになります。

結果を出せなかった場合、私が師と仰ぐ、近畿圏で一番有名な皮膚科医を紹介させていただきます。これが、私の最後の責任であると考えています。

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厳しさの理由
多くの方が、来院されますので何方に対しても、厳しく接します。

”生”の漢方薬を処方しています。つまり吸湿性がある漢方薬で、湿気を吸ってすぐカビが生えます。多くの方に安全にお飲みいただくために、厳しい管理の下で、処方、調剤をしています。漢方も中国本土でも手に入りにくい超一級品(日本の企業が、日本企業の管理基準の元、現地生産され裁断し、真空パック)を用いる反面、傷みやすいのも性質上仕方ないのです。

私のところに来院されるのは、それなりに理由があると思います。一言で言うと治らないから来院されるのです。特に子供さんは重症で来院される方が、多く私の元で治療しています。皆さん真剣です。

私が、いつも危惧するのは、漢方薬煎じ茶による食中毒です。もし一人でも食中毒が起これば、全員の処方が一旦中止になります。そうなると重症の子供たちの行き場がなくなります。したがって、何方に対しても、厳しく接していきます。

この方には、優しく、この方には、厳しくではなく。全員に対して、常に同じ対応です。漢方薬大切に扱っていただけない方、厳しく指導いたします。それでも、だめなら処方中止します。重症の子供を守る為に厳しくします。理解の上来院してください。

2005.09.01
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陳クリニック的メールの使い方
多くの方が、来院されていますので診療時間は短いと思います。

診療時間が短い分、休診中、あるいは急激な症状の変化に対応する為。つまり診察しているときだけが診療ではなくネットの力を借りていつでもどこでもできる限りの対応をしたいと考えています。

情報社会の進む中で、私にクリニックでもメールの役割は大切であると考えています。よく来院されている患者さんに言うのですが”メールで思っている本音を言ってね”と。

メールは、電子媒体なので、面と向かって、言えない事も言えると思うのです。変な例ですが誰かと喧嘩して、”ごめんね”と言いにくい時、”ごめんね”とメールを送ったことのある方は少なからずあると思います。

私を目の前にして”漢方効いてないじゃないですか”なんて言いにくいと思うのです。真面目に通院していだだく状況の中、患者さんに不安感を与えたり、治療がうまくいかないのは、私の責任ですので、患者さんの心の中の本心を受け入れるのは、私の大切な仕事であると考えていますので、どうぞ躊躇せず、貴方の本心を教えてください。

貴方が抱えている気持ちをずっとそのままにしておいては、アトピーも悪くなってしまいます。私は、貴方にそんな思いをさせるつもりは、まったくないし、そうなっていたら私にできることをしなければなりません。メールを介して私のできることをきちんとやりたいと考えています。

それが、夜遅くとも、休診中であろうと、また海外で研究中であろうとできるだけ返信して対応します。メールは、私と貴方の距離を無くします。

2005.09.01
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治療効果
これから来院される患者さんが一番知りたいのは、”陳クリニック”に来て本当に良くなるかどうかだと思います。

私のところに来院される方は、既に何件もクリニック、病院で治療されたにもかかわらず思うように改善しなかった方がほとんどだと思います。反対にアレルギーで初めて私のところを訪れる方は、まれではないでしょうか。

アレルギー疾患には、根本的治療法が確立されておらず、それが民間療法に走ってしまうひとつの原因になっているのでしょう。

平成16年9月現在、私のクリニックでは約1000名の方を治療しています。軽症の方から入院をしなければならない重症の方まで(入院レベルでもできる限り外来でフォローしています)。
また東は、名古屋あたりまで、西は、広島。このあたりまでは多くの患者さんに来院していただいております。また東京、福岡からも来院されます。
例外的ではありますが、治療のために遠方からの通院は困難と言うことで西宮に引っ越してくる方もおられます。そうなってくると私にのしかかるプレッシャーは想像を超えるものがあります。

遠い所から来院される方は、今までの治療が思わしくなかったので私の元に来院されるのだろうし、私としても、遠い所から来院されるにあたり、”距離を超える治療効果”を見せるべくがんばっています。

前回のコラムにも書きましたが、難治性の疾患に取り組んでおりますので、100パーセントはないにしてもかなり高い確率においていい治療成績が得られると考えているし、そうでないとこれだけの患者さんが遠いところから来院しないと考えます。

私のところに来院される方は、既にいろんな治療をされて改善しずらかった方なのだから。治療成績に関して絶対的自信があるから受けるし、私の持てるすべての知識と努力で貴方の未来を変えるように弛まない努力を惜しみなく行います。

2004.09.21
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ボタンの掛け違い
アレルギー疾患は、難治性の病気です。

それはこのサイトをごらんの方なら体験的に知っているだろうし、それを治したいが為に遠くてもきちんと私のクリニックに来院する。
私は、与えられた厳しい条件のもと持てるすべての力を出して最善を尽くします。ただ完璧はないと思うのです。私がいくら頑張っても神様ではないのですべての方を完全に完治まで持っていくのは不可能だと思います。

治療が進むにつれて、治っているという兆候を徐々に見れるだろうしそうなってくれば、治っていると言う意識の元で来院できると思うのです。私としても治っていると感じるから治療の継続を行います。もし治療するにあたって治っていないと感じたり、治すのに私の技量では困難を極めると判断した場合私のほうから治療を降ります。

治せるような振りをせずきちんと正面から取り組む姿勢も大切だと考えます。また反対に患者さんのほうから、治療を真面目に継続しているのに治っていないと感じるなら、遠慮なく言って頂きたい。

私は、患者さんが治る為に頑張るし、力が足らないのなら、他の治療法を考えたほうがいいと考えます。
大切なのは、私の面子ではなく、実際に患者さんが、治っていると実感できて、満足しながらクリニックに来て頂く事です。
私が危惧するのは、不満をを持ちつつクリニックに来院するのは意味がないし、治そうと言う気持ちが強ければ強いほど、治療が思うように進まねば、治そうと言う気持ちが、憎悪に変わります。

そうなる前に、お互いにスタンスを置いてしっかり治療自体を見直してみる機会を設けるのも大切です。

私は、患者さんを治そうと言う強い信念の元治療しているし、また患者さんとて同じ気持ちでしょう。
お互いがお互いの気持ちを理解しながら、また治療に対して納得しながら来院できればこれほどのことはないです。

患者さんと私とは、テニスのダブルスです。お互いがお互いの気持ちを理解しながら戦う。試合中うまくいかないからといって、お互いをけなしあっていても勝利はやってこない。

アトピーと戦うにあたり、患者さんと医師がいい関係を保たねばうまくいくはずがない。私たちは、難治性疾患と戦っている。うまくいくときもあればうまくいかないときもある。

私の治療法がうまくいかないとき、お互いが意見を交換して最善の治療法を再孝してみるのも大切だと考えます。

2004.09.18
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