クリニック概要治療方針漢方薬について診療時間・地図Q&A患者さんの声リンク集

はじめに
はじめまして、Chenです。開業して12年になります。(2012年現在)
アレルギー疾患を中心に西洋医学では、難治性といわれる疾患をオリジナルの漢方薬(煎じ薬)を用いて完治を目指して治療しています。オリジナル漢方薬とは、生薬の組み合わせ、量を考えて、一般的に用いられているエキス剤(定型処方つまり古典的に決められた組み合わせ、量 例えば、風邪には葛根湯、インフルエンザには、麻黄湯など)とは、まったくことなり、私の場合、アレルギー疾患に特化した組み合わせ、量を考え、組み合わせたものを、煎じ薬という形で治療を進めていきます。

アレルギー疾患は、癌と同様治らない病気です。それは、これを読んで頂いている方には、理解して頂けるところだと思います。しかし、癌でも完治したと聞くことは、しばしばあります。これは、奇跡です。西洋医学の中では、治らないことが、一般的になっているからです。
私は、この奇跡を患者さんと共にがんばって治療することにより起こしたいのです。実際のところどうなのでしょうか?こんな疑問も起こると思います。
クリニックの中って、何が行われていて、どうなっているのかがわかりにくいと思うのです。私は、クリニックの中で行われていることを知って頂くために患者さんにインタビューしています。ぜひご覧になってクリニックでの治療を始めるきっかけになればと考えています。共にがんばる方には、私の持てるすべてをもって治療に当たります。

他のクリニック、あるいは、他の治療法との兼用はまったく問題ありません。
沢山の目で、見たほうが良いと考えます。
つまり、現在は、ほかのクリニックに掛かっているけれど、漢方始めたいと言う方、まったく問題なく始めれます。他のクリニックで、ステロイドなどの塗り薬を処方してもらい、漢方煎じ薬は、私のほうで、処方する患者さんもおられます。
医師によっては、複数の医療機関に掛かることを良く思わない先生もおられるので、気をつけてください。私は、掛け持ちされてもまったく問題ないです。

実力
開業医は、実力を問われます。
特に私の場合、他の治療法でうまくいかなかった方が、来院されるので、当然のことだと考えています。患者さんが求めているのは、治るか、治らないかの二者択一なのです。三角なんて求めて来院される方は、いないと考えています。難治性疾患を治療しますので、治らないこともあると思います。

最初が一番肝心だと思います。治せるふりををせず、治せるものは治せる、難しいものは難しい、また、治療が非常に困難な症例に関しては、事実をしっかり伝えることが大事だと考えています。

治せるふりをして、患者さんがあきらめるまで、来院させるということは、非常に患者さんに対して失礼であると考えています。つまり、自分の実力を超えて治せないなら、自分の面子ではなく、治せないと治療を降りる勇気も大切であると考えています。
実力は、実際のインタビューが沢山あるので、確認してみてください。

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治療方針
当クリニックでは、アレルギー体質を根本から改善させ、その結果、自身で作り出した健康な皮膚細胞が古い体質の細胞を真皮より押しだし、皮膚炎を根治させることを目標に治療並びに処方を行います。

一般的な西洋薬の場合、皮膚のかゆみや湿潤などはその場にて取り除くことはできるのですが、根治に至る例は少なく、大半の方が経験済みのように、外見的に症状が軽快したため処方を中止したとたん、リバウンドしてしまうことが大半です。

当クリニックの場合、極度の乾燥やかゆみなどの症状があり、その症状を一時的に軽減する必要がある場合をのぞき、極力市販薬を使用せず、自らの治癒力を高めることを手助けすることにより、軽快させていく方針です。

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予約診療


2015年10月よりトアロードクリニックに移転しましたので、予約は随時受付、再診時は予約推奨となります。

※以下の文章は移転前の予約方法について参考までに掲載しています。

初診の患者さんを含めてクリニックは、完全予約診療です。

⇒予約に関してはこちらをご覧下さい。

予約診療に関してですが、曜日、時間固定の予約です。
例えば水曜日の17時に初診の予約をしますと、その後も同じ曜日・時間に来院していただきます。事情があって来院できない場合は、その時だけ予約を変更して、前もって来院するなどして、出来るだけ漢方薬が途切れないようにしてください。
予約すると言うことは、私とクリニックで待ち合わせをしている事になるのですが、来院できない場合、事前に必ず連絡してください。

また、何らかの理由により、治療を中断する際も必ずひとこと知らせてください。
あなたの意見をいつも尊重します。いろんな考え方があり、考えが違うもの、納得いかないものを続けることは、非常に困難だと考えます。
ただし、漢方治療を始めていて、中止するなら漢方生薬管理する状況の中で、必ず、中止すると教えて頂きたいです。必ずしも会う必要はありません、メールを活用していますので、メールを頂けるだけで結構です。理由も問いません
。ただカルテに漢方一旦中止、再開ありと記入するだけです。言って頂いているので、また漢方を始めたければ、いつでも再開可能です。

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意思確認

ボタンの掛け違い、最初のボタンが肝心です。ボタンの掛け違いについて詳しくはコラムを参照してください。
掛け違えると最後になって掛け違えているとわかっても遅いです。治療も同じで、やる気のある2人がお互いにがんばらないとうまくいきません。
治療する側、治療を受ける側のお互いが完治を目指すと言う方向へ向かって初めて奇跡を起こせます。共にやる気、がんばる気力、継続する力、漢方を長期間にわたり飲む忍耐力が必要です。お互いがお互いの意思を確認できたときに治療することは、未来を変える第一歩になります。

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採血・血液検査

赤ちゃん、子供さんにおいても必ず、採血します。目的は、薬剤性肝障害のチェックです。また、アレルギーに関しても調べます。ただし、多項目にわたり、判然と調べたりはせず、必要な最小限の項目のみをしらべます。
採血は、お近くのかかりつけ医など、どこで行っていただいても結構です。目的は、漢方薬の安全性の確認です。主に肝機能障害を調べます。GOT,GPT,γ(ガンマー)GTPの3項目をチェックしてください。

子供さんの採血に関しては、採血の日を設けてありますので、受付に聞いてください。

まずは、来院されて、3ヶ月に薬剤性肝障害のチェック以降、年齢、または、服用している漢方により、3、4、5、6ヵ月ごとに必ず行います。

子供に採血は、かわいそうだから嫌、と言う保護者の方がいますが、安全性を確認できない方には、処方いたしません。市販薬ではありませんので、血液検査により常に安全性を確認しながら治療してまいります。

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診察

アレルギー疾患は、それぞれリンクしています。
”私はアトピーだけです”と言って来院される方の呼吸音を聴診してみると、気管支が狭くなっている音(喘息発作まではなくとも、何か吸入抗原に反応している)また、皮膚をよく観察してみると、アトピーの皮膚に蕁麻疹が出ているなど、 いろんな形でアレルギー疾患は、重なり合いながら貴方を悩ませているのです。

内科的に診察しますが、
アトピー性皮膚炎では、伝染性膿痂疹(とびひ)、カポジ水痘様発疹症(ヘルペスウィルス感染症)の感染症を合併していないか?アトピーの皮膚状況はどうなのか?
喘息では、聴診して、気管支の音はどうか?
アトピーと喘息、両方のかたは、皮膚状況と呼吸音を両方をチェックします。

このようにいろんな観点から、総合的に診て行きます。

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漢方薬の服用
漢方薬を煎じて飲んで頂きますが、煎じ方に関しては、漢方薬についてを参照してください。
 
来院頻度
来院頻度に関しては、症状によって違います。

レベル4 症状が芳しくないので、1週のうちでも数回診察しなければならないもの。
レベル3 状況は、レベル4よりは落ち着いていますので、毎週来院するもの。
レベル2 漢方により症状がかなり改善してきていますので、来院の頻度を月2回にして、漢方を飲む週、と飲まない週にして、交互で診て行きます。
レベル1 ほとんど症状もなく、そろそろ卒業へ向けて月1回の来院です。

ここでご理解いただきたいのは、責任を持って診療する上で来院頻度は私が絶対的に決めるということです。症状が軽いからといって自己判断で来院回数を減らすことは事故や症状悪化の原因にもなりますし、責任を持って治療を行うことができませんのでそのようなことのないようお願いします。
 

卒業まで
診療が進んでいくに連れて、その都度、必要なことを指導してまいります。その都度、いろんな種類の漢方から、一番良いと思うものを処方していきます。疑問に思ったことは、診療している間に、質問していただき、疑問を毎回、解決して行ってください。疑問を持ちながら治療に望まず、漢方煎じ薬まっしぐらになれるようにしましょう。

真剣に取り組まれる方、私も真剣に取り組みます。そうじゃない方、私は真剣になれませんので、どうか他のクリニックを当たって下さい。

来院していただければ、本当によくなるのかどうかわかります。多くの患者さんが来られていますので、どうぞ何方にでも、尋ねてみてください。私がお話するよりも、来られている患者さんに尋ねてみてください。本当によくなられている様子が実感できると思います。

⇒卒業式の様子はこちら